雑に描くガラス玉的なサムシングのメイキング
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どうも皆さんお久しぶりです。7日目担当の茄子です。
今回は雑にガラス玉みたいなのを描いてみたいと思います。
作業環境はクリスタPROですが、使用するソフトによって操作や名称が若干変わるので、だいたいどのソフトにも共通していそうな言葉で説明していきます。
(今回は事前に、ある程度お絵かきソフト触っていることが前提の内容です)
1.丸を描いて塗る
まずは図形ツールで適当に丸を描きます。
次に新しいレイヤーを作り、塗りつぶしツールで色を塗ります。青系の色なら適当に塗ってもガラス感出る気がするのでとりあえず青色で。
2.光と影を付けてみる
新しいレイヤーを3つ作って、「左上からの光」、「右下の影」、「右下の照り返し」をざーっと描きます。きたない。
ちなみに最初から最後まで、使用するブラシは「不透明水彩」のみです。
「左上からの光」と「右下の照り返し」は、レイヤーの設定を「加算(発光)」にして、下地と同じか少し暗い色で塗ります。
「右下の影」は、レイヤーの設定を「オーバーレイ」にし、かなり暗めの紺色で塗ります。
そうしたら、雑に塗った光や影をやわらかめの消しゴム(または消しゴムの設定をソフトエッジにする、ハードエッジの設定を解除するなど)で少しずつ削って形を整えます。
ブラシのサイズを変えながらちっちゃい光とか入れてみましょう。
もちろん、新しいレイヤーを作り「加算(発光)」設定で。
ガラス玉の手前側の光は大きく、明るく、数は少なめで描いていきます。
逆に奥側の光は小さく、暗く、密度は若干高めで描いていきます。
立体感を考えて塗るのです。(まあこのやり方が正しいかはいまいちわかんにゃいです)
3.線トレス
ここまで塗ったけれど、いまいち安っぽさが拭い切れない。そんな時は線トレスで
線画と中の色を馴染ませます。
ここまで分けて塗っていた光や影や下地などの、色に関わるレイヤーを統合、複製します。線のレイヤーはそのままですよ。
そうしたら、統合した色のレイヤーにガウスぼかしをかけます。度合いはお好みで。
そしてぼかした色のレイヤーを線画の上に持ってきてクリッピングしちゃいます。
ついでに、複製して残しておいた色用のレイヤーも非透過率を若干下げておきます。
すると下の様になります。
いまいち変化が分からないので、線トレス無しの場合と並べてみましょう。
なんとなくよさげですね。
さらに応用編として、線トレス用のレイヤーでキラキラ感を出してみましょう。
レイヤーのクリッピングを解除し、線トレス用の色レイヤーのレベル補正をいじります。
「出力」の左側の三角形を右にちょっと動かします。
レベル補正をいじったら、色レイヤーの設定を「スクリーン」にしましょう。
左は通常の線トレスを行ったもの、右は茄子流キラキラ線トレスを行ったものです。
違いがわからん。背景を暗くしましょう。
はい、こんな感じです。
こうして皆さんのもとに届けられるわけですね。
本当はメイキング動画でも撮った方が分かりやすかったのですが、気付いた時にはコレが描きあがってしまっていたので堪忍してつかあさい。
ぶっちゃけ色塗りは、描き込む場所が大まかに合ってさえいれば割と見れる絵になると思うので、あれこれ考えるよりは雑に塗って雑に整えていくのがいいと思います。
特に私は細かい作業とかが苦手なので、あらかじめレイヤーを分けておく必要があったんですね(n敗)。
皆さんも今回の記事を参考にしたりしなかったりして、たのしいお絵描きライフをお送りください。